ウィーンも取りあえずひと段落したところで。。。。
新局面に入っております。第五十七話をアップしております。
まずは、ロシア。
1911年のロシアでの大きな出来事2つ。
レオ様のお父上暗殺
アレクセイの脱獄
この二つだと思います。
(そしてウィーンではアナちゃんが逮捕されますが、これは今は取り上げないのでひとまず置いておいて。。。と)
まずはロシアはレオ様サイドから。。。
皇太子の病の治療でアレクサンドラ皇后の絶大な信頼を得、益々勢力と政治的発言力を増してゆくラスプーチン。
皇后を後ろ盾に人事にまで介入するようになったラスプーチンと正面から敵対するレオニード。
そして凶弾に斃れた父親。
レオニードも又親衛隊体調の職を解かれ、左遷の憂き目に遭います。
着実に自分を追い込んでゆく政敵の包囲網。
そして敵は宮廷だけではなく、革命勢力の活動家の攻撃にも常時さらされ。。。
「妻を自分の巻き添えにして危険にさらすわけにはいかない」
八方ふさがりのレオニードの採った苦渋の選択が離縁でした。
(アデール側にも皇帝直々打診があったようですし)
原作でのユリちゃんをあのタイミングで手放したのも「危険の多いユスーポフ家でユリちゃんが自分の巻き添えで危険な目に遭ってはならない」というのが大きかったんじゃないかな。
(あとは記憶も徐々に戻りかけていたしね)
…アデールは…つらいね。もっとたくさんの時間を共に過ごしたかったろうに。。
せっかく心が通じ合うようになったのに。
そして、アレクセイもシベリアから脱獄してペテルブルグへ戻ってきます。
命と心に住み続ける不滅の恋人の次に大事な「あれ」を回収へ向かいます。
それは次編で。
そして、ロシアから遠く離れたドイツでも新局面が訪れます。
BmG、シリーズは「BmG」=クラウス&ユリウスだったはずなのですが、もはやステージに上がる人物は「キャラ全員」の様相を呈してきております。その時その時のエピでスポットの当たる人物が異なり、いわば「みんなが主役」。。
ここから色々な場所にロケーションがポンポン飛ぶので、頑張ってついて来て下さると幸甚です。
こんばんは・・・
レオ様はアデール姫様と別れてしまうんですね。。。
ある意味原作通りというか、いい感じのご夫婦だっただけに、チョット私の心が泣いています。
いや、泣きたいのはレオ様とアデール姫様なんですけどね。。。
これから怪僧ラスプーチンとの対決が始まるのですね。
原作では登場なさらなかった皇族ドミートリィ大公も現れ、次回は急展開になりそうです。
実は不謹慎ながらラスプーチンといえば、ボニーMの【怪僧ラスプーチン】を思い出すのは私だけ?
いやいや怪僧ラスプーチンは写真を見ても怪しげで眼光鋭く狂信者にしか見えませんが・・・
本ですら胡散臭いご面相、そばにきてほしくない恐ろしさ満載の坊さんです。
アレクサンドラ皇后も皇子アレクセイが血友病という難病でなければ、こんな怪しげな風体な詐欺師に
騙され、国策の助言を得ようとすることもなかったのかしら。。。
この坊さんの予言が当たる確立は半々だったのでしょうが、予言通りロシア帝国は無くなり、さて、現在某国の行く末は・・・
とっても不吉な予言をしてます。
然し青酸カリや銃弾でも死なない不死者とは、ますますホラーマンですな。