第三十七話アップしております。

三十六話と同時に三十七話をアップしております。

ユリちゃんの天使の癒しハンドでアネロッテ陥落の巻です。

心の優しいユリちゃんの事。あんなに傷つけられてもきっとアネロッテの事は気に掛けていた筈だと思います。

再び自分に牙をむいてこないとも限らないアネロッテの牙城へ単身乗り込むユリちゃん。

きっとそれ知ったゾフィ叔母様は激昂したでしょうねぇ。。。

ゾ「何でユリアをアネロッテの元に一人行かせるなんてことしたの？！！」

アル「あれがそうしたいと言ったからだ」

レナ「あの子は…言い出したら聞かない子ですから」

意外と余裕こいてるアルフレート兄とレナーテにゾフィ叔母様ブチ切れる。

ゾ「…今日もしも…ユリアが戻って来なかったら…私はあなた方を射殺してやるわ」

アル「望むところだ。好きにするがいい」

レナ「わたくしもです」

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よーく見るとそれほど美形　というわけでもないけれど、なぜか美女オーラを強烈にはなっている人というのはいるものです。

アネ姉という人は、そういうタイプだったように思います。

顔立ちそのもので言えばマリバラ姉の方が美しい。

そして文句なしの天然美女であるレナーテユリちゃん母娘。

こういう人たちに対して、雰囲気で美女だと認めさせるタイプ。

でもすごいことだと思う。

ある意味天然美女よりも魅力的だったりもする。こういうタイプ。

なだけに、美女の仮面を外した時の落差にユリちゃん愕然としております。。

取り繕いもせずに本音漏らしてるがなｗｗ

そして以前のエピでも書きましたが（こちらでは）天然ブロンドではないアネロッテ。

黒でもなく茶色のようです。

でも子供の頃はブロンドだったらしい。。

成長するにつれブロンドがどんどん濃くなってきて茶や黒になる場合がほとんどのようですね。

そういう意味ではユリちゃんやレナーテさんは稀有なのかも。

次回の来訪では女子力高めのレナーテさんと連れだってユリちゃんアネ姉の屋敷を訪ねたかもね。。。

レナ「だいぶ浮腫んでいるわ…。それに手も冷たい。ヤーコプ、ちゃんと入浴はしているの？」

ヤ「清拭は毎日しておりますが････」

レナ「すぐにバスタブにお湯を張って頂戴。ユーリカ、これからアネロッテさんにお風呂に入って頂くから、手伝って」

ﾕﾘ「うん。分かった」

お湯を張ったバスタブに身体を温めるバスソルトを入れアネロッテにお湯を使わす。

レナ「力が…入りにくいわね。危ないし、いいわ。ちょっとごめんなさい」

レナーテ、おもむろに自分もドレスを脱ぎ一糸まとわぬ裸になって先にバスタブに入りアネロッテを背中から支える。

レナ「広いからあなたもいらっしゃい。ユーリカ。アネロッテさんの正面側に回って手をマッサージしてさしあげて」

ﾕﾘ「うん。分かった。失礼します。アネロッテ姉様」

ユリちゃんもドレスを脱ぎ捨て三人バスタブに入って前から後ろからアネロッテの身体を解してゆく。

レナ「白くて綺麗な背中・・・・」

ユリ「腕もしなやかで綺麗･･･」

アネ「あなたたち…やっぱり天然ブロンドは下もブロンドなのねぇ」

レナ「ま！」

ユリ「姉様は…髪よりも幾分かブロンドに近い色をしてるんだね」

しげしげと眺めるユリ。。。

アネ「凝視してんじゃないわよ！何じっと見てんのよ！」

アネ、動く方の手でユリの顔にお湯をかける。

ユリ「きゃ！！姉様ひど～い。エイ！お返し」

お湯をかけ返すユリ････。

キャハハハ・・・・・

バスルームから聞こえてくる笑い声と赤裸々な会話に赤面しきりのヤーコプ。。。。