ちょっと巻きでアップしてきます。
第三十六話、同時に第三十七話もアップしております。
なぜならアドベントの話が控えているので。。。。
もうアドベント期間中だけど、せめてクリスマスまでにはアップしたい。。。。
えー、ところ変わってペテルブルクの第三十六話。
時間軸が遡り1904年の秋か冬頃。
アレクセイがロシアへ帰国した直後頃のお話です。
最初の方にチラリと出てくるアバズレーエフは実在の人物です。
日本随一にして伝説のスパイマスター明石元二郎のロシアでの活動時の変名だそうです。
そして・・・・
ハンサムゲオルギーことゲオルギー・ザハロフ。=エフレム君。
実際の所ヴェーラとアデール、なぜヴェーラにターゲットを絞ったのですか?
ハンサム「アデール姫の方は…警護のガードが固かったので」
ミイラ取りが、ミイラになってしまいましたね。
ハンサム「そうですね・・・・。最初は任務で近づきましたが…彼女は魅力的な女性だった。こんな風に出会いたくはなかった・・・・」
この人、ターゲットをアデールに定めていれば、運命変わってたかもしれないですねー。
警護のハードルさえ乗り越えればわりと御しやすそうなタイプですし。。
余談ですが、フィギュアスケーターのジェフリー・バトルをなぜか私と妹は「ハンサムジェフ」と呼んでるww
まあ、実際ハンサムですし。
「おお~!ハンサムジェフのハンサムイーグル!!」
とか。。。
>アバズレーエフは実在の人物
『探花流水』とか二重スパイの川島芳子の小説でこの書名なのはこの赤石元二郎さんからでしたか。
いや~~勉強になりました。有難う、アバズレーエフさんのお蔭で日露戦争で勝利しました。
>ハンサムゲオルギーことゲオルギー・ザハロフ。=エフレム君
第三部では本当にハンサムでしたね。何故か下男がこんなにも容姿がよいのか不思議でしたが、ハニートラップ要員を兼ねてのスパイ潜入だったのですね。
アデール夫人はいつもお出かけしているから接触を図るのは難しかったでしょう。それにアデール夫人は気位が高いだけの王族ではなく、レオ様が宮廷での立場が良くなるように色々と人脈を築き、外交面で支えようとしたきらいがありますよね。家政は義妹のヴェーラにお任せしてましたがこれはヴェーラが嫁いでいたら変わってかもしれない。子供も嫌いだと言ってましたが自分が母親になったら変わっていたかもしれない。夫婦の時間を持つことが出来たのなら…この為アデール夫人は嫌いにはなれない。
一方、ヴェーラは偏見のない高雅な気質の持ち主なので、卑しい使用人に対しても公平な態度で接していたでしょうし、やんちゃな弟のリュドミールが若いハンサムゲオルギーに懐いていたのかもしれないですね。リュドミールがボルシェビキ党員の名を覚えていてヴェーラにエフレムの姉への真摯な愛情を
語ったあの情景! その前の脱露の緊迫した国境駅での姉弟の葛藤とともに描いてくれて先生有難う!
と今でも手に汗握る名場面です。でもすべてはハンサムゲオルギーのお蔭ですね💛
ヴェーラとの出会いとか知りたいです。是非とも書いて下さいね。愛するsakko様、お願いします💛