相変わらず巻きで進んでおります。
BmG。
モーリッツとベッティーナが恩人アルフレート氏に結婚の報告へ参上する第三十九話。
幼馴染なだけあって掛け合い漫才のように息の合った二人でした。
アルフレート氏、モーリッツに父親を重ねられております。
アルフレート氏は関わった若者に薫陶を授けまくりですw
もーアルフレート会結成されるかもね。
アルフレート会=アルフレートに人生の薫陶(うんちく?)を授けられた若者が彼を慕う会
めんばー↓
ダー様
アレク
イザーク
モーリッツ
レオ様
アレクセイは薫陶…というよりも対等に話してましたが、まぁ…。
大番頭は婿のダー様と娘の恋人(だった)アレク…といったところか。。
レオ様はちょっと前に恋や国の行く末に関して蘊蓄をかたむけられておった。。
きっとレオ様はアルフレート氏の自慢の日本刀(若い頃日本へ行った折に手に入れた)を見せられ、瞳を輝かすのでしょう。。。
ダー「ロシアの奴さん、親父様の秘蔵の日本刀見せられる時に目の色が変わるよな」
アレク「ああ、おっさん自慢のオサフネか。やっぱあーいうの好きなんだろうな。軍人だし」
なーんてね。
モーリッツが語る自分の父の姿、そして父の放蕩ぶりを愛する母から繰言のように聴かされ育っただろうモーリッツ‥。モーリッツがあの誇り高く弱みを見せまいと去勢を張り続けた少年は、自らの生育を語ることによって一枚そしてまた一枚と覆っていた硬い自己を護る殻から脱皮していく、なんて清々しい物語だろうか。。。
それに至るまでには彼にも初恋に破れる試練があり、愛する音楽を手放すという葛藤があったわけですが、素晴らしい伴侶=ベッティーナを得て、これからの人生山あり谷ありを生きていくわけです。
アルフレートパパに出会い、父の在り方男としての在り方を間近に見られ薫陶を享けることができたことは素晴らしいことです。これからモーリッツはアルフレートパパを心の父と敬い、彼の行動原理を学び師父として見習いそうじゃないですか。
>アルフレート会 素晴らしいメンツでレーゲンスブルクの紳士の話題になりそう。
そしてまた、アルフレートパパは若い世代に自分の在りし日の想いを語り、ますます元気になりそうですね。ビスマルク宰相のことを話題にしなくともアルフレートパパの人柄と言葉で含蓄ありエスプリに充ちた紳士会に、娘としてあぶれたユリちゃんがやきもちやいちゃうほどにパパは張り切りそうだわ。
明るい未来に幸あれかし! マリバラ姉様の赤ちゃんもパパに抱かせてあげたいし長生きしてね~。