ヴェーラとシフさんのお仕事中の他愛ない会話、第六十九話をアップしております。
カトリック教徒が多く気質も保守的なバイエルン地方。
その一部であるレーゲンスブルグですが、シフさん曰く「女性がなかなか勇ましい」ようです。
実業家のアーレンスマイヤ姉妹。
病院を経営しているカタリーナさん。
キッペンベルグ家の重鎮として内助の功に収まりきらない働きをしている(様子)のモーリッツ母とベッティ。
そしてウィーンで助産師として働いている様子のフリちゃん。
若い世代も彼女たちに続け!とばかりに精進しているようです。
多分女性が元気で生き生きとしている社会はいい社会なのだと思います。
きっと高い理想を掲げてレーゲン男子たち(アルフレートパパやモーリッツといった名士の方々をはじめ、ヴィルクリヒ先生やダー様そして今はいないけれどもイザークだって)がそのような社会を地道に作り上げていったのでしょう。愛する伴侶や家族を想い、時には彼女たちの言葉に耳を傾けながら。