いろいろなことがあった1904年の夏。。
楽しいこと胸を痛めたこと…そしてずっと子供ではいられないという事を悟った事。。
そんなもう二度と戻ってこない、かけがえのない夏を惜しむように過ごす二人の時間を描いた第二十九話です。
ここに出て来た「ミルテ」。
和名では「ギンバイカ」といいます。
シューマンが結婚の一日前にクララに贈った歌集「ミルテの花」 の ミルテです。
このシューマンのエピソードからも分かるように祝いの花木として花嫁さんのブーケなんかによく使われるようです。
(英国王室なんかでは代々ブーケにこのミルテが入っているようですね)
アレクセイって詩人というかロマンチストですよね!
>ミルテの花を一房折り取り、ユリちゃんの輝く金の髪に挿し、「綺麗だ」(≧∇≦)素敵
>花言葉は『愛の囁き』
甘酸っぱいっていうよりも清廉な甘い囁きな香りがします。まさに『愛の囁き』じゃありませんか!
原作もそうでしたが、ここぞという場面で乙女心をズギュンと打ち抜く恰好良さをここでも、もれなく
行動に移しています。しかも無自覚だからこそ素敵です。ユリちゃん、いい彼をゲットしたね💛
良いといえば、レナーテママンもお洒落な方です。よく髪型を変えてましたが良く似合ってました。
ユリちゃんの短くなった金髪も色々とヘアメイクしていただろうと思います。実はこれこそレナーテママンの本領発揮の場かもしれない。マリバラ姉様の髪型は原作ではキリリと編み上げてましたが、夜会巻きのような髪型もよく似合うでしょう ←別作品で画像UPの雰囲気がとても素敵でした。これぞ淑女!という貴族令嬢のいでたちで大好きな画でした。マリバラ姉様のファッションアドバイザーになってくれませんか。ゆるふわのレースのドレスや繻子のドレスも似合うと思うのですが。