主役のユリちゃんよりも妊娠から出産の様子が丁寧に書かれていないでもない…アデールママになる篇、サビのⅢをアップしております。
「マダム」「奥様」と呼ばれて嬉しいアデール。
彼女をよく理解してくれているネーリとマリア(とピョートル)
確かに彼女を支え祝福してくれる人は少ないかもしれないけれど、その数少ない味方の人たちがこれだけ彼女を理解し支えてくれるのであれば、これはもう文字通り100人力なのではないかと思います。こんなに他者を理解し尊重してくれるのって…多分とても稀な事だと思う。
周囲に敵も多く決して恵まれた環境ではなかったかもしれないけれど、そういう意味では姫は間違いなく幸せな妊婦さんだと思います。
何と言っても大好きな人の子供を身籠っているのですものね~。それが一番…なのかな。
御無沙汰しておりました~。
久しぶりに本宅に寄らせていただけば、なんとまあ、〈あの〉アデール姫がママとなっておられるではありませんか!
愛は人格を育むといいますが...無痛分娩などもちろん考えられない時代に〈あの〉アデール姫が産みの苦しみをあじわい乗り越え、晴れて母親となった...愛し愛されることを受け止める素直さを彼女から引き出したレオ様もまた、そこから共に進化し自らの愛の火を灯すことができた...素晴らしい展開に大きく拍手です✨
文庫本P122、123のレオアデニアミスのシーン・・・二人の表情には、かつて夫婦としての互いを知る男女の機微がうかがえましたね。そして・・・
「だれよりもだれよりもあなたを愛していましたのに・・・」
この彼女の後悔とそこからのあの暗殺計画での献身ぶりを考えても、どこかでどちらにも修復の意志は持てたろうし、きっかけも作れたと思うんですよね。(アデールさんの印象はここからあのラス暗殺の囮の件で一変し、好きなキャラに)
そんな想いをこのようなカタチで描いていただき、大変感慨深かったです。
レオユリでもアレユリでもないけれど、時代に翻弄されながらも確かな前進を遂げた...もう一つの愛の物語をありがとうございました!
こんばんは
アデールママ 無事にご出産あそばし、誠におめでとうございます!
でも、お姫様なのにシングルマザーなんですね。。。
辛い状況の中でよく堪えて頑張ったと思います。
> 味方の人たちがこれだけ彼女を理解し支えてくれる
ネーリそしてマリア、ピョートルのお蔭ですね。
レオ様が贈ってくれたユスーポフ家の領地でのお産も、彼女の心の拠り所になったのでしょうね。
ネーリが自分の外套を差し出し、マリアさんはマフラーを… それはアデールが身分高いお姫様だからではなく、大事な赤ちゃんを宿しているお母さんだからこそ、ですよね。
女性の二人には何も言わなくともわかっているのです。アデール姫様の心細さが、でも、愛する人の子
を産む選択をした彼女の母性をなによりも尊重したかった。
生まれた子供は、例え、レオ様と会うことが叶わずとも、このアデールママとネーリがいれば、無事に成長し、強く生きてくれるでしょう。でも、やはりレオ様と逢わせてあげたい。。。。
頼りになる有能な侍女ネーリがレオ様に何とか連絡とれないかしら…ロストフスキーさんを介して。