新章第六十四話をアップしております。
全話から時とトコロ変り、1916年冬、所は再びのロシアです。
1916年12月…。
そう。ロシアは、いや、宮廷は大事件が起こりました。
病気の皇太子の治癒をきっかけにアレクサンドラ皇后の信頼を得、政治にまで口出しをするようになっていた「怪僧」ラスプーチンが、殺害されます。
その首謀者である元夫のレオニードを助けるために、強くなったアデールが協力の名乗りを上げます。
ロシアはもう誰も止める事の出来ない勢いで、国全体が時代の大きなうねりの中心に向かって突入して行っております。
こんばんは
>強くなったアデールが協力の名乗りを上げます。
アデールさんはお姫様ですが、胆力知力兼ね備えた豪傑な姫将軍です。
この方の活躍は目を瞠るばかりですね。
今回なんといっても驚いたのは怪僧ラスプーチン を葬るために自分の住む屋敷を提供するとは!
はっきり言ってレオ様やドミートリィ大公よりも漢らしいです。レオ様ごめんね…だってアデール姫様とても恰好いいんですもの。まるでオスカル様みたいだわ~~。
策略に長けた諜報員になれそうです。アデール姫の美貌と気品あふれる佇まいにラスプーチンは容易く手中におさまるでしょう。ある意味鉄板なエロ坊主ラスプーチン。
勝利の女神・ニケの化身 アデール姫の活躍が楽しみです。