「星の夜」のサイドストーリーになります。
パーティーの後日譚…といったところでしょうか。
売れっ子マヌカンでモテモテのユリちゃんの旦那様が、あのパーティー会場のナイトクラブのボーイだと知った同僚が、「格差婚!」と噂しております。。
そこへマドモアゼルが現れて若い二人のマヌカンに、女にとってもっとも価値のあるギフトとは何か…ということをしたり顔で説くわけですが。。。。
生涯に亘って何人もの男性と熱い恋を繰り広げたココ・シャネル。
しかしながら彼女と婚姻関係を結んだ男性は一人もおりませんでした。
次々に新しい価値観を生み出し時代のアイコン的存在だったシャネル。
だけど彼女にとって最も価値のあるものが一見コンサバな「結婚」だった という・・・。
ユリちゃんにとってもアレクセイにとっても周りが自分たちをどう見ようが、「毎日平和に家族揃って暮らせる」と言う事が一番幸せで価値がある事だったのではないかな…と思います。
お互いが深ーい愛と信頼で結ばれている なんてことは、もはや言わずもがな です。
他人がとやかく言おうと他人の噂が耳に入ってこようと、自分のしあわせの価値が揺るぎないユリちゃんにとっては…そんなことどこ吹く風~ だったと思います。