季節外れもいいとこです。。。。
思えばこれを上げた時も、微妙にフライング気味だったような記憶は…ある。。。
ちょっと再掲作業の滞っていたSide linシリーズ、続きをアップいたしました。
ようやっと居をベルンへ移したゾンマーシュミット一家。
妻の実家、故郷のクリスマスに招待されて帰省の巻です。
そもそも原作ではこの物語の通奏低音である悲劇の発端となったクリスマスorz
でも夫と女性で妻で母親である というアイデンティティを手にしているユリちゃんに、家族と愛する人たちとの心穏やかなクリスマスの日々を過ごしてもらいたい…という願いはありました。
それを叶えることが出来るのは二次ならではなんじゃないかな~と思います。
まあ自分の罪が心をよぎってちょっと鬱にはなっておりますが。
でもこちらのユリちゃんには頼りになる夫と明るくて天真爛漫とした娘の存在があります。
彼女の心に影が差すことがあってもすぐに太陽のようにこの二人がユリちゃんの心をピカーン✨と照らしてくれるのです。
原作ではカタリーナさんが被って祈りを捧げていたカトリックのヴェール。
あれ、いいですよね~。
きっとユリちゃんにもよく似合うと思うのです。
こんばんは
けして自分の犯した過ちを忘れ赦すことのできないユリちゃん・・・
教会のミサでも一心に祈りを捧げるユリちゃんの姿が余りにも純真で切なく悲しいなぁ・・・
自分の立場だったら犯した罪は認めても、あれは不可抗力だったと弁明します。だって突然の出来事で非は相手にあるのだから。過剰防衛が認められでしょう。
それなのに、ユリちゃんはクリスマスイブの朝に『わたしが大地に横たえられるとき…』を歌い、神に赦しを乞う…。やはり天使なんですユリちゃんは。。。
イブの飾りつけの為に宿り木を愛する夫アレクセイと探した幸せなユリちゃん、幸せに見えても心の奥底では、いつも、自分が幸せに価しない罪人だと認識していたのでしょう。。。
でも、多かれ少なかれ、人は人を傷つけて生きているものです。自分が卑小で価値のない人間だと思い日々を過ごしています。それでも生きていけるのは愛する家族や周囲の支え、自然の美しさとか、に神の創った世界に安らぎを見出す時があるからでしょう。
>頼りになる夫と明るくて天真爛漫とした娘の存在
アレクセイとリョーニャはユリちゃんにとり、太陽そのものですね✨
人間はやはり根源で拠り所になるものが無いと生きていけないですよね。え、私だけ?
ところで私宿り木見たことがないのです。よく行く公園に宿り木がある筈なのですが。