ユリちゃん帰還篇のⅢはキッペンベルク家への訪問でした。
Ⅰでマリバラ姉様が言っていたように、キッペンベルク母娘(モー母、モーリッツ)は、離婚が決まったときにアーレンスマイヤ家に不始末を詫びに訪れていたようです。
謝罪には訪れたものの勿論キッペンベルク家が悪いのではなく、サンデュ家は「あのこと」を隠しておくべきではありませんでしたね。。。
アーレンスマイヤ家はパパが大激怒してサンデュ家との提携を打ち切ったようですが、、、キッペンベルク家に累がおよんでいなければよいのですが。。。
でも結果として紹介して引き合わせたキッペンベルク家の顔を潰すことになったサンデュ家が…今後キッペンベルク家と新たな発展を望むというのは…ちょっと難がありますね。
そうやって考えてみるとこの度の離婚はサンデュ家の事業にも大きなダメージを与えたと考えられます。
これからもいい関係でい続けたいキッペンベルク家の御大にユリちゃん、娘を連れてご機嫌伺いに訪れております。
ベッティは二人目が生まれて間もないようです。
…結構間があいたね。一人目と二人目。
一太郎二太郎・・・・
男の子が強く望まれる商家において、なかなかの快挙だと思います。
やるじゃんベッティ
でもモー母もベッティも「女の子が欲しい」とか言ってるしw
モーリッツの兄弟もモーリッツの上に兄がいたし(随分齢離れてました)、キッペンベルク家はアーレンスマイヤ家と違って男子に恵まれている。
モーリッツの二人の息子は上がヴォルフガング、下がヨハン。
やはり断念はしたものの音楽への想い断ちがたく、モーツァルトとバッハから名前を頂いております。
原作二部に登場するヴォルフィと名前がかぶってしまいますが。。。
ヴォルフガングはなかなかゴンタなようです。でも幼馴染の美少女テレーゼにはメロメロ。
まあ…4~5歳ぐらいの元気な男の子って、普通に乱暴ですよね。。
このぐらいは全然普通。
リーザ早速乱暴な洗礼を浴び、涙目になってます。
モーリッツはそんな息子に雷落としたり、いい父親しているように思えます。
結局パパに雷落とされ、幼馴染に塩な返しをされ、ママに謝るよう促され、お手手つないで庭園に孔雀を見に行った様子。。。
こんばんは!
ベッティーナが出てくると何故か華やぐこの場面。本来なら破談報告で暗くなりがちなはずが、彼女の明るく前向きな性格が周りを明るくしてくれます。ベッティーナは可愛いくて大好き。
ユリちゃんのお友達で良かった良かった。キッペンベルク家を訪問した時もベッティーナに会えて、
心強かったと思います。気のいい女友達っていいですね。子供も同世代だしリーザちゃん良かったね。
モーリッツ母そしてベッティーナが待ち望む女の子もいずれ誕生し、ナイチンゲールガルテンの孔雀も
美しい尾羽を広げて見せるのかな。女性限定なので男の子はあの孔雀の羽見せてもらえない…。
> サンデュ家は「あのこと」を隠しておくべきではありませんでしたね。。。
いつかは分かる筈の事態なので(ユリちゃんが支出を調べたらすぐわかる愛人手当) 甘かったですね。
この時に話していたら離婚せずに理解の上で、結婚という選択もあったかもしれませんね。。。
ユリちゃんは夫の繊細な心を思い出し、自分が初恋を忘れられないことに罪悪感を覚えていましたが…
この離婚で一番心痛めたのはレナーテさんじゃないかと。。。
> この度の離婚はサンデュ家の事業にも大きなダメージ
ああ、キッペンベルク商会もアーレンスマイヤ商会も事業提携は難しい上、他の取引先からも敬遠される事態になるかもしれませんね。だからこそ、ユリちゃんが不動産を買っておいて良かったと安堵😌
レナーテさんもアーレンスマイヤ家に戻るのは面目ないし、メゾネットの一室を自分のために用意してくれて嬉しかったでしょう。
ユリちゃんが仕事中はリーザちゃんのお世話もできて張り合いがあると思います。
あの婚礼支度のリネンは今後役立つので絶対に手放さないでね。これからドイツはハイパーインフレ💦