ユリちゃんの第一子誕生から~の若様と姫の(新婚やり直し)エピソード、から一転、新章第五十六話スタートしております。
場所変り、ウィーンでの出来事でございます。
イザークとフリデリーケ兄妹の新しい局面を。。。
フリデリーケは…多分大分世界が広がってきているように思います。
あのモーリッツの(というかキッペンベルク家の)関わった事件の頃は、この世の中は自分だけで完結していたように思えます。
何でも自分で解決するしかなかった。頼れる人は誰もいなかった。
でもあの出来事があって、沢山の人が自分を助けてくれたことで、フリデリーケの世界が広がった。「あ、自分ひとりじゃないんだ」と。
で、今度はちゃんと周りに助けを求めました。
カタリーナさんの旦那様のレオポルド氏…原作でも出てきている方です。
1コマか2コマですが。。。
そしてカタリーナのナイスアシストで、フランクフルトから助っ人登場です。
娘ちゃんと共に。。
先日久しぶりに、LibrerioⅠ Por unacabezza を開きました。 随分前になってしまいましたが、「はじまりの物語」にコメントをくださった方、コメントありがとうございます。
すみませんコメントに気付かずに、こんなに遅くなってしまいました。
こちらの場所からお礼とお返事をさせていただきます。
レオ様、決める時は決める男です。(でく〇ぼう ですが)
こちら…というか現代版のレオ様とユリちゃんは、本当に相性がよさそうに思います。
ちなみにアレクセイとは「きわめて似た者同士」。。
こんばんは。
久しぶりのイザーク登場ですが! あの健気で気配り上手のフリデリーケちゃんに暴力振るうのは誠に許せません。原作でも女性に手をあげた人物はロシアではミハイル(これはアントニーナが一方的に悪く、理由もわかっていたから仕方がない…何せ妹のシベリア行きを阻止するためだった)その後、ミハイルはアントニーナを赦しふたりは逃避行。。。愛に生きたふたりだった。
一方、イザークといったら、相手の話すら聞かずにピアニストの強靭な手で、非力な女性に斟酌なしに暴力を… 妹フリデリーケちゃん恋人アマーリエ嬢そして妻ロベルタ、自分の所有下にあると自分で思い込んでいる女性には高飛車に出る。。。
こうふうに自己顕示力が強くないと演奏家としては大成しないのかもしれませんが、一方的に手が出る男性は理解できません。最初の行動は取り返しがつかないことが多い、言葉もそうですが。。。
フリデリーケちゃんが義理の姉と同居はうまくいかないのは最初からわかり切ったことです。ロベルタの享楽的で向上心のない人間はフリデリーケちゃんに理解できず、兄であるイザークはふたりを同居させるべきじゃなかった。例え成功してフリデリーケちゃんを迎えに行くと約束していたにせよ…。
フリデリーケちゃんはカタリーナさんにも兄の暴力とロベルタの教養無さゆえの愚かな行動を話さず、堅く口をつぐみ… 本来ならばロベルタが蔵書を始末しようとしたことを伝えるべきだった。。。
我儘な時のアデール姫様でさえレオ様の書斎に出入りしている気配はなかった。それは主人にとっての仕事の重要な書類がある神域だとサンクチュアリだと認識していたからです。
傷心のフリデリーケちゃんをなにも言わず受け止めるカタリーナさんはやはり一番人間性が優れているかも、そして天真爛漫にユリちゃんは振舞い、フリデリーケちゃんの鬱屈した想いから解放させ笑顔を取り戻させてくれました。フリデリーケちゃんが家出した理由をユリちゃんからイザークに是非とも話してほしい。ロベルタが心を入れ替え少しでも教養を身につける契機に繫がれば。。。
本の分類方法が分からないなら手を出してはいけません。迷惑行為です。
あ、フリデリーケちゃんは芯が強い女の子なので自分なりの道を択び幸せになると信じています。