ニコライ二世の処刑からアレクセイの処刑報道。
ロシアサイドのエピソードが続きましたが、ロシアから一旦ドイツに戻ります。。
1918年ドイツの降伏(11月)。
ユリちゃんの元婚家のサンデュ家が破産してしまいます。
まー…ね。あまり切れ者…という感じじゃなさそうでしたし。。。
この時代を乗り切れなかったのでしょう。。
第七十五話はお話が2パートに分かれております。
一つはアーレンスマイヤ家の「書生」、アニエスの家族との距離にフォーカスしております。
そしてもう一つはサンデュ家に勤めていたユリちゃんの二人の幼馴染の身の振り方。
ドイツはこれからすさまじいハイパーインフレに見舞われます。
(確か1923年頃をピークとしてた記憶が)
だけど金融のエキスパート、シフさんの薫陶を若い頃からたたき込まれたユリちゃんやアニエスはこの危機を賢明に乗り越えていくものと信じています。
ありがとうございます!
自分は読んだのですが、気になって気になって、書いてしまいました。申し訳ありません。。。
こんばんは
> ユリちゃんの元婚家のサンデュ家が破産
ハイパーインフレーションが起こる前に破産とは・・・予想外でした・・・。
でも、ギュスターヴさんは内心はどうあれ、サバサバしてますね。ここで自暴自棄にならないのが、育ちの良さからくるものでしょうか。。。
手放した娘アニエスが差し出した小切手を受け取る姿に、経済的に困窮しているはずなのに、何故か、肩の張らないお互いの素の姿で語り合う父娘の優しい情愛に満ちた風景があります。
見栄を張らない関係が許されるのはいいことです。
ギュスターヴは地位財産を失ったでしょうが、温かい父娘の温もりを得たのです。
スイスと独逸と離れても、アニエスの本当の姿を知り、一廉の人間になるまで頑張るという、誠に天晴れな娘の決意を聞き、大いにアニエスを誇りに思い、スイスへ旅立つのです。良かったですね。
一方、サンデュ家破産で多くの雇用していた使用人や会社員が、職を無くしてしまいました。。。
家令執事家政婦長とかは高級専門職でしたね。
カトリーヌさんがベトナムで働き、その報酬をギュスターブ一家に仕送りしていることに驚きました。
ベトナムの上流階級がフランス語を話すとはいえ、気候風土の全く違う東南アジアへ働きに行くなんて。。。娘夫婦の為なのですよね…。
ユリちゃんの幼馴染のハンスとヨシアスも当然職を失ってしまいましたが、レーゲンスブルクに呼び寄せることができました。少々というか、だいぶこじつけがましいですが、ユリちゃんの住むバイエルンで働くのも良いかと。
あと、すみません。
この第七十五話ですが
指差し表示が出なくて… HPをポチポチ打って読みました。。。皆さんはどうやって読んだのかしら。本当に申し訳ありませんが、ゆびさしマークお願いします。。。