新年あけましておめでとうございます。
思えばこのBoy meets Girl をスタートしたのが、ちょうど2年前のお正月でございました。
スタート時はユリちゃん15歳。アレクセイ17歳(だよね)。。。
あれから2年。
何とスタート時の倍の年齢となりましてございますよ。。
今後とも彼らの人生にお付き合いいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
さてさて、続き、第九十六話Ⅱをアップしております。
グラースに着いて「会いたかった」に「初めまして」のお祖母様とユリちゃん一家です。
マントルピースの上に孫の結婚写真を飾って毎日眺めていたお祖母様。
息子の結婚生活がどのぐらい続いていたのか、それがどんなものであったのか知る由はありませんが、息子夫婦が健在だった頃はおそらくきわめて貴族的な(貴族として一般的な?)関わり方をしていたのではないかと思います。
このように所謂「家族!」的な感情を持って接するのはおばあ様長年生きていてきっと初めてなのではないのかな~なんて思います。
晩節に家族の温かさのようなものを満喫出来て幸せだったのではないのかな。。
頑張って亡命してよかった…と(おばあさまに)思って頂ければ幸いなのですが、ね。
昨年同様飼い主の帰省に伴いおばあさまに預けられているソワ嬢も健在でございます。
さてさて…
ここからは重大なネタバレを含みます。
「ネタバレ、ストップ~~~」という方は先に96話Ⅱ読んできてくださいませw
え~~
全くそのつもりはなかったのですが、前話(96話Ⅰ)のおまけを書いて、ふと思った。
「え?これ…お〇〇たフラグ?」と。
そう思ってしまうと、それを中々頭から払拭できず。。。
「えーい!これもタイミングと縁じゃぁ!」と、、、言う訳で、こういう訳でございます。
そして、Special Thanks P様。。。
色々と参考になりました。ありがとうございます。
明けましておめでとうございます。
>「会いたかった」
会いたかった 会いたかった~~
某カワイ子ちゃんグループが歌っていた曲を思い浮かべながら読ませていただきました。
PC機器が突然壊れ、家電量販店へ駆け込み、漸うコメントできます。なぜ突然壊れるのか。。
スマホではお話が読めてもコメントできない私です。。。だって変換大変なのだもの。。。
アレクセイがお祖母様に嫁ユリちゃんと家族を紹介でき、孫孝行ができて感無量です。
ユリちゃんとは御初のお見えではありませんが、孫アレクセイの家族ができたことを一番喜んでいるのは、お祖母様ですね。一番のクリスマスの贈り物です!
新孫のリーザちゃんにポチ袋とかあげたりして(ロシアにポチ袋はないけれど)。
結婚記念日の家族写真をマントルピースに飾り、日々眺めては、オークネフや侍女のリザに語り掛けていたヴァシリーサお祖母様。それを目を細めて聞く二人の従者の温かさ。
>肉親の情が薄い子だ…
と語られるまで、アレクセイの幼年期を深く考えたことはなかったのですが、、
トボリスクに母マリアさんと母子暮らしって、首都からは距離があり過ぎるだろう…
野生児の逞しい精神を植え付ける為か、それとも、シベリア流刑の革命家デカブリストの魂を受け継ぐ者としての設定なのか。
と、しか、とらえていなかったのですが、流石、sakko様深く掘り下げて読んでいらっしゃる。
今のアレクセイがあるのはヴァシリーサお祖母様の厳しい規律正しい教育のお蔭です。
この下地があったからこそ、規律正しいドイツの寄宿学校でも馴染むことができた?
チョイと不良ぽいが。ダービィトやユリちゃんと出会い、生涯の家族を得ることができたのです。
そして、待望のコウノトリが早くも訪れを告げています!
リーザちゃんはアレクセイが父親になったことで男性不信から脱却し、最愛の母ユリちゃんの
お腹に宿った赤ちゃんを可愛がってくれる頼もしいお姉さんになってくれるでしょう。
無論レナーテさんもあの上品な優しい笑顔で赤子の産着を楽しく縫う姿が目に浮かびます。
新年から楽しく希望に満ちたお話を読み、とても幸せになりました。ありがとうございます!