最初の旅程、アムステルダムもいよいよラストの第九十話Ⅳをアップしております。
チェックアウトと移動の列車の時間まで余裕があるので、二人で動物園へ行くことにしたようです。
あの時の約束を果たしに。。
あの時=サクランボ農園デートの往きの列車でした。
そしてそこで語られた幼い頃のリーザの話と娘に対して少なからず抱いているユリちゃんの負い目。。
ユリちゃんに落ち度は全くないものの、結婚が破綻し、その結果父親不在の家庭となってしまったことを、ユリちゃんはどこか申し訳なく後ろめたく感じているようです。
こんなにまっすぐいい子に育っていても…です。
それすら「自分がふがいないせいで無理をさせているのかも」と取らずにはいられない。
鯉の苦手なリーザ。
餌を目がけて一斉に岸に押し寄せる鯉たちは…たしかに尋常じゃない迫力があります。
キッペンベルク家のナイチンゲールガルテンに孔雀あり
アーレンスマイヤ家の東洋庭園にニシキゴイあり。
ちなみにリーザは、親の離婚で母子家庭とはなりましたが、母親はヨーロッパ有数の実業家だし母方の実家も名家、暮らしぶりこそ質素ではあるけれども、かなり恵まれていると思います。音楽も続けているし地元の名門のお嬢様女学校へも通っている。それに多忙な母親の不在時にはおばあちゃんが傍についていてくれるし。
彼女的には何の不満もないように…思う。
東洋かぶれのアルフレートパパ。目下の夢はご自慢の東洋庭園に茶室を作ること。。
「あれは素晴らしい体験だった・・・・」←遠い昔日本で嗜んだ茶道を思い出すパパ。
こんにちは
ユリちゃんがリーザちゃんを案じている気持ちが伝わってきます。
> 鯉の苦手なリーザ
鯉が餌を求めてくる姿は確かに怖いですね。孔雀も最初怖がっていましたが、今は平気かしら。
実家へ母と共に戻ってきたリーザちゃんは内気なお嬢様でした。ヴォルフガングになめられてました。
それをモーリッツが叱る姿が、ああ、いいお父さんになったな~と思ったものでした。
>アーレンスマイヤ家の東洋庭園
回遊式庭園でしょうか。
大名庭園はあまりにも大きいし、、、でも、六義園とか素敵ですよね。
>東洋かぶれのアルフレートパパ。目下の夢はご自慢の東洋庭園に茶室を作ること
茶道を嗜んでいたのなら、遠州流かな。千家かな。
もし、アルフレートパパが茶室を作ったら、ダービィトやアレクセイが大いに喜びそうです。
このアーレンスマイヤ家には当然、日本の刀や大鎧やらありそう。
日本刀のギラギラした鋭い輝きを目にすると、体の中に一本、芯が通る気がするくらい、身震いが
します。あの輝きはヤバい! 明智光秀の刀も見つかったというし、大河ドラマが楽しみです。
今回もアレクセイが色々なデートプランで楽しませてくれました。
ありがとうございます。
動物園もいいけれど、水族館へ行くと泳ぐ魚さん見て、美味しそうと思う私です。イルカショーって
海外ではないようですよね。楽しいのに~。