第二十三話、一応ここらでエピローグ…と。
あまり下にダーーーーーっと降りてくのも、読みづらいですしね。
第二十三話、エピローグ。
娘に「恋人」と紹介されたアレクセイに動揺していたアルフレート氏。
そのアルフレート氏の心の動揺の発端となった「出会い」のエピでした。。
アレクの愛器、ストラディバリウスの由来も。
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若かりしアルフレート氏が熱く語った世界のこと。
これを書くにつけ、「じゃあ、ロシアはどうすればよかったのか?」と考えずにはいられない。
勿論帝政ロシアのままでは、国は立ち行かなかった。
だけど…あの共産主義はあの国に合っていたのだろうか?
もっと他の方法があったのでは?
例えば、イギリスや北欧、それに日本のような社会保障制度を採り入れた資本主義ではだめだったのだろうか??
やはりあの一党独裁の共産主義というのは…少しラジカル過ぎたのではないだろうか??
アレクセイが心血傾けて誕生させた、そしてドミ兄やレオ様の亡骸の上に樹立したかの「国」の事を考えると…何とも複雑です。
sasa3423様
あらためて、感想ありがとうございます。
そうですね~。ちびすけのアレクセイはともかく、ドミ兄には色々語って聞かせていたかもしれませんね~。
> 重厚にならざるを得ない内容
まぁ、キャラ自体が若くて青いですからね~。まだ。
単なる彼女の父親(娘の彼)との対面…だけでない、思いがけずお互いに何か思うところあった出会いだったわけですが。。。。きっとあの後お互い相手の身辺を嗅ぎまわったに違いないww
そして本人あずかり知らぬところで思わぬ因縁の出会いをコーディネートしてしまったユリちゃん。。とはいえ、彼女が現在知っていることと言えば、アレクセイが実はロシア人反政府運動家で祖国から追われる身であること、そして父親に関しては昔情報将校だったということぐらい。。
彼女が無意識に藪をつついて蛇を出さなければいいのですが。。。
祖国から追われ名前も経歴も身分も全て偽っている娘の恋人。一方でその彼と対立関係にあるロシア皇室から隠し財産を預かる自分。
娘の恋人に何のわだかまりはないけれども、立場はビミョー。。。。
何よりやや考えなしで突っ走る傾向のある愛娘が恋人のために危ないことをしないように、これからますます注意を払わなくてはならない。。。。
パパも大変です。
いや、逆にその緊張感が生きる張りを与えて元気になる…かも??
あれ、邁進が何故か推進に…。すんまそんm(__)mm(__)m
やはり酒は飲んでも飲まれるなかな、飲む前にドリンク飲むべきかしら。ウコンですね。
ヘパリーゼは二日酔いに効きます、こちらはお酒を飲んでから飲みましょう。豆知識byトーハン者より
字数制限がありますので簡潔に述べさせていただきます。拙文ですが…。
今回のお話では、本篇の中にユリ父の過去の回想が組み込まれた二重仕立ての作品で、sakko様の作品の構成力、文章の巧みさに改めて言語芸術の才能に嘆賞いたします。一語三嘆に価する小説であると
私は感じ、そして思い、存分に楽しませていただきました。
アレ父とユリ父の国を超えた出会い、重厚にならざるを得ない内容をキャラクターが生き生きと動き
物語を語り、互いに惹かれ合い、ユリ父の気質…己の褒貶を気にも留めず任務に推敲する姿に、アレ父
は感銘を享け、その息子ドミやアレクも情動を受け継いだのではないでしょうか。アレクはドミ兄から
父の敬愛したバイエルン将校のことを語ったのではないか、と左様に感じたのは革命家としてのアレクの背中に寛厳とした姿勢を見るからです。同志たちにも貴族出身でありながらも、その親しみやすく
寛大な心で皆に好かれていたことから(中には誹謗する方もいましたが、毀誉褒貶ありは当然なので)。
亡命先にレーゲンスブルクの音楽学校を選んだのはこの理由もあったでしょう。
雨の城塞…レーゲン川の城塞よりもロマンティックでレーゲンスブルクは雨と赤い薔薇が似合う、
素敵な街でしょう。素晴らしい作品、真摯に讃辞を💛
実はロシアでは名前の日に因んだ名や父祖に因んだ名前がとても多いですね。これがロシア文学が苦手になる要素ですww お気になさらず。今後も宜しくお願いいたします。父称を教えたアレ父はユリ父に
礼節を尽くし、その後尊敬の念を抱く…。アル兄貴ですね。
コメント遅くなりましたのは、この記事を拝読しておりませんでした。おべんきょしてたのだ;つД`)
sasa3423様
コメントありがとうございます。
> 信頼のおける方には父称で呼び合ったといいますから。
へ~。そうなんですか。知らなかったです~。
でも「パブロヴィッチ」、ss内で勝手に私がつけた父称なのでね。。。。
原作に準じて父称なしでいきたかったのだけど、ミハイル・ミハイロフ…ってなんかちょっと語呂が。。。。
本篇を読んだらまた感想くださいね~。
この素晴らしい展開にどうコメントを差し上げればよいのか…何せ私は文章力皆無の人間なので。。
この発想は誰も思い浮かばない出会いではなかったでしょうか。アレクセイの父とユリちゃんの父の
邂逅はロシアのみならず、バイエルンのミュンヘンでも再会があったとは…。
運命というか古の淵さを思わせるエビソードです。ユリちゃん父子とアレクセイ父子ともに因縁とは
いえぬほどの運命的な繋がりがあった…。アレクセイ父にロシアのドイツからの国際際情勢を教示したアルフレート父から蒙を啓かれたのはこの邂逅からだった。これでアレク父の故国を思う指針が定まったのですから。
本当ならアレク父にはミハイルの名ではなく父称で「パブロヴィッチ」で呼んでほしかったと思うのは
ロシア文学にかぶれた少女時代ゆえでしょうね。信頼のおける方には父称で呼び合ったといいますから。
実はあまりの驚きに未だ本篇を読んでおりませんが…。これからじっくりと拝読申し上げます!
sakko様の素晴らしい才能に感動とspecial Thanks💛💛