遅ればせながら、ホームページ開設おめでとうございます!
どのお部屋も素晴らしいですね~~!うん・・・ゆったりくつろげる安心感があるのはsakko様のお人柄ゆえのことでしょう。お引越しはまだまだいろいろと大変だと思いますが、ここに集われる方々の応援を支えに頑張ってくださいね!
と、ご挨拶はこの辺にしまして・・・ここは「原作を語ろう」という場所ですので、僭越ながら私のオル窓との出会いを語らせていただきますね。いやあの・・・大筋は多分皆さんとそう変わらないと思いますけど💦ここ、何字までかな・・・
私が初めて窓に出会いましたのは小5の頃でしたか...そもそも私の少女漫画との出会いは名作「キャンディキャンディ」でした。今でも憶えています。小2の頃、初めてお小遣いでカラー表紙のコミックスを大宮の書店で購入した、夕暮れの帰り道のバスの車中...何度も読み返しながらドキドキワクワク♪
そしてその頃、もう一つ幼い私の胸をときめかせてくれたのは...当時時々テレビ放送されていた宝塚の舞台...「ベルサイユのばら」でした。見たこともなかった華やかな世界、衣装、長い金髪の巻き毛、美しい人達...もうもう、幼心にズキュンでしたねー!
その後それがR先生のかの名作だったことを知り、コミックスを読み漁り...少し熱も落ち着いた頃、近所の書店でR先生コーナーに立ち寄った私は見つけてしまったのです!
ちょうど年明け過ぎだったのでしょうか、お年玉である程度大人買いしたと思います。
パラパラと立ち読みした一巻の画の美しさ、何よりニューヒロインユリちゃんの輝く美しさ...!読み進めていくうち、とても複雑に入り組んだ彼女の生い立ち周辺事情は、小学生の私には衝撃的かつ難解ではありました。それでも、切なくもスケールの大きくなる恋の行方に目は離せず...三部ではめっきり出番も少なく画もイマイチのアレクに代わり、俄然レオ様押しになってみたり...。そうそう、小6冬休みの自由研究のテーマはズバリ「ロシア革命」(笑)かなり褒められましたが...裏で引かれてたかな~。あとは、「皇帝」のテープを父におねだりして聴きまくったり。
私、リアル世代ではないのでその辺の自分の進捗具合は朧げなのですが...とにかく御多分に漏れず三部ラストにかなりの衝撃を受け、でも中学生になると興味が洋楽に向いたこともあり少し離れたと思います。そんな中、ある日ふと別マを立ち読みするとオル窓のあの最終回が...「え・・・(;゚Д゚)!?」そこで、私の第一次オル窓ブームは正式なendを迎えたわけです。。
が、その後30年近くを経て、ssを描かせていただくきっかけとなった再会もまた、「ベルばら」のお陰でした!
40年ぶりの新作を読んだことでおさらいしたくなった私は、ブ*クオフの書棚に懐かしいオル窓の文庫本を見つけ、パラパラと目に飛び込んできたのは...あの、ミハ邸暖炉前のキラキラユリちゃんだったのです✨
も~~それからの行動は・・・はい、皆さまと一緒でしょうから省きます。
出会った頃は幼な過ぎて、多分悲劇的結末からの衝撃は真っすぐすぎて驚きも半端なかったと思います。でもやっぱり人生経験もないに等しい私はまだまだ理解力も足りず、ですからそこまで入り込むこともできず、その後の人生に影響を及ぼすとまでは至れなかったと思います。彼らの想いを胸に生きることができていたら...ここは...うーん、ちょっと惜しかったですねえ。
でも今、彼らとの再会でこうしてたくさんのことを得ることができています!
自分が享受してきている幸せや愛は決して当たり前ではないということの実感、そこに感謝できることで生まれる笑顔、更なる幸せ、そしてそして、窓への想いを同じく抱く皆様との出会い、そこから生まれ繋がる信頼と絆✨
すっかり長くなってしまいましたが、これからも窓から得られた宝を失くすことなく人生の折り返しコースを楽しんで歩んでいきたいです♪そして時に、こちらに集われる皆様もご一緒できたら嬉しいですので...sakko様、これからもよろしくお願いします<(_ _)>
ホントですよー
何じゃー!あのラストは!!ヽ(`Д´)ノプンプン
わたしは完全に大人になってから『オルフェウスの窓』に出会ったクチです。
オルの連載が終わって十年以上経った頃ね。
大学生の時でした。
きっかけは、病院の待合室★
普段いかない病院の待合室に二冊ぐらいMCが置かれてなのね。
それが多分三部の割といいシーンだったんじゃないかな。
(ラスプーチン暗殺前後の「しあわせでいるか」とか)
で、「…ナニこれ!?めっちゃ面白いんだけど!ってか前後が気になり過ぎるわーーー」
と本屋へ駆け込み当時出ていた愛蔵版(でっかいやつ)4冊大人買いしたであります。
(重かった!)
で、最初から一気に読んで、四部のラストまで読んで、「…は?」( ゚д゚)ポカーン と。。。
あんなに脱力した読書体験は…多分後にも先にもないかもだわー。
以来本棚の一番いい場所に鎮座しているものの、鬱になるから怖くて開けない…というジレンマ状態が続き。。。
お引っ越しで実家を離れる時も、他に大好きな『月の子』や萩尾望都先生や吉野朔美先生の諸作品、『ハチミツとクローバー』なんかはいまの住居へ一緒に持って来たものの、オルは実家へ置いてきてしまいました。
その後、皆さんのご多分に漏れず、やはり再燃のきっかけは『ベルサイユのばら』のエピソード編の開始でした。
あれで池田作品に再会し、ネットでちょっと検索したら出て来た二次創作の数々。。。
(主にベルでした)
で、ベルの二次を一頻り楽しんだ後「ん?ベルにこんなに二次があるのだから、あの作品にも(ベルほどではないにしても)二次の作品があるんじゃないか??」と思い検索してみたら…「あった~」!!
今はすっかり原作の封印を解き放ち、新たに手に入れた文庫版を毎日読んでるであります。
(だって聖典だもの)
こんにちは。リアル読者=おばあちゃん です。
ユリちゃんが健気に母親を守ろうとする姿が痛々しく、殺人というか正当防衛か過剰防衛では
ないかと思い読み、はたまた、ゲルトルートちゃんが水銀の化学記号を知っていたことに驚く。
ユリちゃんは作家のポーやホフマンを読み、毒薬の知識はあったのは理解できるのですが。
しかし、自分の声を潰す為に水銀の蒸気を吸おうとした覚悟に、なんて悲惨なヒロインなのと
泣いた想い出があります。そんな悪役令嬢がどの世界にいるのか、いや、ユリちゃん天使だし。
ユリちゃんの本当の造形の美しさを感じたのは「もうすぐぼくは生まれてはじめてのドレスをきて
・・・」のあの髪型と微笑みが見事に少女としての美しさが溢れ、大好きな絵です。
勿論、orange heart様が仰るアレク生家で暖炉でのドレス姿はとても美しかったです。
豪華な部屋着でした。✨✨してお花が周囲に舞い(私も着てみたい!!)と過去あり。
第3部はロシア革命の流れから、ああいう過酷な経緯を辿っても仕方ないと諦観できますが!
第4部はなんで、これで終わり?? 帝国銀行とか、イザークは何の為にユリちゃんと窓で再会
したのか、マリバラ姉様とダーヴィト様の月下氷人だったの??そもそもアレクのステラディバリ
の行方は~~!!ユリちゃんは幸せになれないの~~。そもそも話が短すぎて、伏線が回収されて
いないいないばあっ! 無力脱力感満載で立ち直れない心が折れた記憶、悪歴史のようだった。。
という罵倒ならばいくらでも出てくる程に私を翻弄してくれた大迷作でした。。。
今回原作を語ろうに参加できる知識とか皆無ですが、あの辛かった原作が新たな世界とともに
幸せな小説世界を構築し、私を癒してくれることがとても嬉しい。ありがとうございます。
肝心なこと!
新作のなんとも締まりの妙なエンドが、リュド君の回想物語で瑞々しくキラリと締まりました~✨
こちらにリンクも貼っていただきありがとうございました!