二次創作をやるうえで、無視することができないのが、「原作」であります。
当たり前ですが。。。。
とはいえ、二次創作の世界には「パラレル」「女体化」(逆もあり)「現代もの」「パロディ」…etcetc。色々なジャンルがある訳で、、、、
ぶっちゃけ(読み手が受け入れるかどうかは別として)、キャラがそこにいればもう「二次創作」…みたいなところは正直あると思います。
いやいや、私昨今の二次の現場についてモノ申す!とか、そういう事を言いたいんじゃないのよ。。。
それは発信者の自由でいいと思うの。
いやなら相手にしなければいいだけの話だから。
ええっと…私が言いたかったのは、じゃあどこまでが「原作どおり」なのか…というこの表題についてでして。。。。
例えば『オルフェウスの窓』の場合原作以外に『オルフェウスの窓大辞典』というデータブックが存在するわけで、、、原作では述べられていなかったものの、そこに記されている事実は果たして「原作の設定」に含まれるのか??
例えば、レオ様が同性愛的な恋愛嗜好を持っている…ヴェーラは亡命する途中で命を落としているだろう…云々。
そして(大辞典ではありませんが)作者様が連載終了後何十年も経って投下したメガトン級の爆弾。
「ユリウスの娘は生存している」
これですよ。。。。
まぁ…これは爆弾でもいい爆弾だと思います。
この一言にインスパイアされて本編ではついに顔を見ることが出来なかった娘ちゃんについて書かれた数多の二次作品が生まれる事となったので。。。
(残念ながら遅れて来たオルファンなので、その最初の波には乗ることが出来なかったのですが)
オルの場合は大きな爆弾といったらこれぐらいだからいいですけど、大変なのは『ベル』の二次やってる方でしょうね~。
近年のエピソード編で、かなり多くの「後付け」の設定が出てきたんで。。。
ジェローデルなんて、フルネーム(ファーストネーム?)が明らかにされちゃって、、、、今までは原作では出てこなかったけれどアニバラ(アニメ版)で出てきた「ヴィクトール・クレマン」(だっけ?)に倣って「ヴィクトール」さんがかなり多数派だったような。。
フローリアンですもんね。。。
オスカル様の上五人のお姉様も、原作に出て来た「オルタンス」の他に「ヴィクトワール」という名前の方がいるようで。。。。
いやはや、、、二次の作家さんは困惑したんじゃないかと。。。。
とはいえ、オルも今の所「娘が生きている」という事実までで名前は公表されてませんのでね、今後「名前は○○」と作者様の口から新しい事実が出てきたら・・・。side lin、どうしよ~。
マリア・レオノーラ 改め ○○ となる???
いやいや、もうめんどくさいんで、そのままいじりません。
リョーニャはリョーニャのままで。
orange heart様
コメントありがとうございます~~
> 愛のカタチもまた千差万別(笑)
うん。ホントそうですね。同じ原作のキャラでも書き手によって微妙に(かなり?)異なる二次キャラ。。。
愛はおなじでも受け止め方はほんと一人ひとり千差万別。
それだけに、拙作がこうして読んで下さった人から多少なりの支持を頂けるというのは、もうこれ奇跡のような事なのかもしれませんね。。。
> 原作者様も連載中の幾多のプレッシャーがなくなってみれば、拡がった内容的なことは多いのかと・・・
確かに。オルフェウスの窓は連載期間、作中の時間経過 ともに尺の長い作品だったので、それだけに伏線が未消化の部分なども正直…みられるように思いますが、これって、本当は作者様がもう少し突き詰めて書きたかったのを、掲載誌側(編集側)が「先生・・・・そこはそんなに求められておりません」みたいにだいぶ端折られたのではないかな…とも思えます。特に第一部、レーゲンスブルグ編。
マーガレット連載で、対象がティーンだったから余計に…という気もします。
本当はあのミステリーサスペンス的な部分ももっと詳細に描きたかったんじゃないかな~ と。