アーレンスマイヤ家を突然襲った不審火。その続きをアップしております。まさに「降ってわいたような災難」ではありましたが、家族(というか屋敷内)の絆は深まったように思えます。家族…というかゲルトルートを含めユリちゃん周りの人間は絆が深まって団結したように思えますが、屋敷内全体の空気と言うのはどうだったのでしょうねぇ。多分使用人たちは疑心暗鬼になったのではないかと思います。いやですね。。。
sasa3423様
コメントありがとうございます。
帝国警察の刑事は以前から不審死の出ていたアーレンスマイヤ家を密かに監視していたのかもしれないですね。
その前にもマークしていたヤーンが一時期出入りしていたり(これはユリちゃんが女の子だとバレて早々に逐電を決め込んだと思われます)、その妾腹の娘が事もあろうにあのベーリンガー家を買い取った人間と親しくしている(多分調べはついていると思う)という事から、これチャンスとばかりに乗り込んできたのではないかと思います。
これから彼が絡んで来るかは分かりませんが。
普通に考えてこの不審火とベーリンガー一家射殺事件は繋がらないですし。
パパはすっかり親らしい感情が芽生えて来てますね〜。
子供に懐かれて親になるのか、親だから子供を愛し慈しむのか…。
ニワトリが先か卵が先か…みたいな命題ですね。
古参の執事や侍女たちは、これも旦那様が妾腹の三女をレーゲンスブルク一の旧家に迎え入れた
からだと、旧弊な考えを更に抱いたかもしれませんが。人間は新たな事に対して考えが頑迷になる
かと・・・。しかし、ユリちゃんのあのお父様を助けに火の中に飛び込んだ行動にユリアお嬢様へ
の認識を改めた方もいるはずです。自分たちが動くことをせずに消防の助けだけを待っていた人は
己の心底を顧みたと思います。
しかし、ユリちゃんへの心証が変わっても、火事の犯人は誰かと、それは詮索し、名探偵が多々
あらわれたかと・・・。あのイヤなおじさんは、帝国警察の刑事さんでしたね。本来は帝国警察が
動くレベルではないのに、バイエルン警察ならともかく。この刑事さん、一人勝手に行動してます
が、本来ならば二人一組で行動し、尋問も家族以外に使用人にもしていますよね。
マリバラ姉様はとても素敵な好戦的態度でパンチお見舞いしてユリちゃんを守ってくれましたが。
当然アネロッテ姉様も事情聴取を受けたでしょうが、煙に巻いて、ユリちゃんやレナーテママン
に嫌疑が懸かるようにさり気なく仕向けたでしょう。動揺も全くしないでしょう、だって悪女。
でも、この章で私が一番感動したのは、アルフレートパパが「女の子のお前に…火傷の跡を残した
ら…私は死んでも死に切れないところだった」この場面です。
アルフレートパパこの素晴らしい言葉は思わず自然と出た言葉…だからこそ真実の父の愛です。
sakko様 とても言葉に尽くせないほど父性の強靭さと愛娘への愛が滲み出ています。感動💛