ドイツからピンクの黒船 ペテルブルクに襲来!
今一番書きたかった人物=クリームヒル子 登場です。
原作ではユリちゃんがクリームヒルトを演じた翌年のクリームヒルトに決定していたクリームヒル子。。。
不幸にも本番での怪我(相手役のイザークに突き飛ばされての捻挫orz)で途中降板したクリームヒル子。。。。
原作通りの設定だととてもとても幸せな人生が送れるような気がしないので、現代版に登場して頂きました。
原作だと主役の二人はピアノ科とバヨリン科からそれぞれ選ばれる…となっていたので、ピアノ科のイザークが相手…ということはクリームヒル子はヴァイオリニストという事ですな。。。
(バヨリン弾いてる姿があまり想像できない。。。)
アレユリ夫妻はセカンドハウスの足としてとうとうマイカーを購入したようです。
中古。
旧モデルのフィアットパンダ。
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ペテルブルク、ミハイロフ家。
(アパートの方)
並んでソファにかけ、タブレットと首っ引きになってるミハイロフ夫妻。
セカンドハスへの足として中古車購入を検討中。
「やっぱ日本車かドイツ車じゃね?」
「アレクセイって結構コンサバ…というか、ガッチガチの日本ドイツ信仰があるよね」
「なんとでもおっしゃい!フョードルのはニッサンだよな。確かエクストレイル。…これもいいよな」
アレクセイ画面を繰ってニッサンの車を見る。
「うん。たまにシベの病院行く時とか借りるけど、広いし乗り心地いいよね」
「トヨタも捨てがたいな〜」
「ふうん…」
「あ、でもせっかく車を買うなら、お前も運転できる方がいいな。じゃあもうちょっと小回りの効くミニバンとかもいいな。でもシベのキャリー載せるなら中はなるべく広い方がいいし…それに…、俺たちだってそう遠くない将来子供だって出来るだろう?そうしたらベビーシートも…グフフ。って気がはえぇって?…と、ユリさん?聞いてる?」
アレクセイの一人語り(というか妄想)をどこ吹く風で、タブレットを見てるユリちゃん。
「あ?なに?ゴメン…。ねえ、アレクセイ。ぼくこれがいいな」
ユリちゃん熱心に見入っていたタブレットをアレクセイに差し出す。
画面にはターコイズブルーの旧モデルのフィアットパンダさんが…。
ーー 俺の話全く聞いてねーし!っつーか、なぜイタ車?
「フィアットパンダね…。味のあるいい車だけど、やっぱ車は日本車かドイツ車が…」
「ぼくこれがいいんだ」
「ニッサンとかトヨタとか…」
「これにしようよ。可愛いよ。ね?これに決定!」
ユリちゃんポチッとご購入ボタンを押してニッコリ。
「あ〜〜!」
「追ってディーラーさんからメール来るって。楽しみだねえ」
「…俺の…トヨタ…ニッサン…BMW…」
「ホラ!ペットのキャリー載せたり…、それからベビーシートやチャイルドシート載せてる人とかもいっぱいいるよ」
ユリちゃんタブレットの画面を繰ってアレクセイに示す。
ーー 何だよ!聞いてるんじゃねーかよ!
「ん?何か言った?アレクセイ」
「何でも…。ま、でも楽しみだな」
「うん!すごーく楽しみ」
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おあとがよろしいようで。。。。
ズボさんのエクストレイル。
会社の近くによく白のエクストレイルが駐車されているのですが、カッコいいです。。
sasa3423様
コメントありがとうございます。
こちら世界ではちゃんとめでたくクリームヒルト役を演じたようです。
イザークは…意外と頑固?コンサバ?気質というか…他の女性役のキャストが近寄るのも気持ち悪がってましたよね。。。ある意味バイエルン気質を色濃く持った御仁??
> やはりバヨリンがそんなにもうまく思っていなかった
それは私もです。だってバヨリン弾く姿想像しがたい。。。。
でも上手いらしいのよ~。そういうことに!
>パンダ
よかったね~。ユリちゃん。愛車、sasaさんがいいって言ってくれてるよ~。
「うん。すっごくお気に入り」
…だそうです。
別にユリちゃんが運転できるんならユリちゃんが車出せばいいじゃん…ってハナシですが、その前に二人でやり取りしていたときにユリちゃんが「じゃあぼく空港まで車で迎えに行くよ」って言ったら即座に「タクシーで行くわ!どこで降りるように運転手に言ったらいいかしら?」と拒否られたので、仕方なく相方に車を出してもらうように頼んだ次第。。。
魔王ドライビング、こちらのシリーズでも健在か??
パンダは現モデルのまるっちいのもキュートですが、やっぱ初代がいいな~。